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バレエのレッスン”バーレッスン”

バレエを行う時に、まず横木(バー)を使ってレッスンします。
これは効率よく体をウオーミングアップさせるために、考え出された方法です。
ビギナーからプロフェッショナルまで、このバーレッスンの流れは殆ど変りありません。クラスレベルによって、アンシェヌマン(パとパの繋がり方)に、特徴が表れてきます。こちらはビギナー編です。
言葉にするととても難しいですが、動きで覚えて行きましょう。


■Barre(バー)

Travail de pied    足の訓練。ウォームアップ。

1. Plié プリエ (2,1,4,3番)
両手または片手。カウントは4カウントプリエでのスタートが多い。
 
土踏まずを引き上げて立ち、足の付け根を回旋させて膝を折りたたみ、お臍の下を引き上げ、アキレス腱とふくらはぎをストレッチしましょう。
   
   
1番ポジション
両脚の踵をつけて立ち、両足の付け根から外側に約180度回旋させます。
初心者の人は100度位にしてください。
ドゥミ・プリエ(浅いプリエ)グランプリエ(深く)と行ないます。

   
2番ポジション
1番の足の状態から、もう片方の脚を自分の約片足分外側にひろげた状態。
ドゥミ・プリエ(浅いプリエ)グランプリエ(深いプリエ)と行ないます。

   
3番ポジション
片足の土踏まずの部分にもう片足の踵を持ってゆき、密着させ外に開きます。
普段は余り使うことは無いポジションですが初心者の方には足を交差させる感覚をつかんでいただくために取り入れています。ドゥミ・プリエ(浅いプリエ)グランプリエ(深いプリエ)と行ないます。

   
4番ポジション
片脚をもう片方の脚の前へ、一歩の間隔を置いて平行に出し、外側に開きます。両足それぞれの踵と爪先の腺が直角を成すようにします。ドゥミ・プリエ
(浅いプリエ)グランプリエ(深いプリエ)と行ないます。

   
5番ポジション
片脚をもう片方の脚の前に直接おき外側に開きます。
最も脚と脚が交差した状態になります。
ドゥミ・プリエ(浅いプリエ)グランプリエ(深いプリエ)と行ないます。

※バーでのプリエの様子を動画でご覧ください。




2. Battement tendu  タンデュ(脚が伸びた状態のことを指す)
スロータンデュから始める。足の位置確認や全てのパの基礎練習に。
音のアクセントを中に変えるとアサンブレ、外にするとシソンヌの基礎に  


3. Battement degagé デガジェ。
空中に足を出す。タンデュ同様全てのステップの訓練と敏捷な足を作る。
両足、両脚の動きにスピードを与えます。
バットマン・タンデュの状態から、足を床の上からやや離します。
ポジションに戻ってくる正確さを訓練します。
それぞれの動きは各方向に1回ずつ、もしくは2回ずつ行います。

4. Rond de jambe par terrepar1/4,1/2  ロンドジャンブ 
1/4回旋、1/2回旋他
ロンドジャンブンブ(廻す)こちらは床の上で脚を回します。
股関節を柔軟にし、滑らかな円運動、ライン作り等に繋げます。

床の上で、脚の付け根から両脚の回転を自由にさせ、くるぶしと足の甲に柔軟性を与えます。通常8回?16回行ないます。
アン・ドゥオール(外側へ、)回すこととアン・ドゥダン(内側に)回すことを行ないます。プリエを加えて、グラン・ロン・ドウ・ジャンプを行ないより、脚の付け根から両脚の回転を自由にさせることも行ないます。


5. Battement fondu  フォンデュ (溶けるように動く)
ピルエットのタイミングやフェッテ、パ・バロネなどに繋がる。

動く足を、支えの足のくるぶしの前でポアント(爪先を伸ばした状態)にしながら支えの脚をゆっくり曲げます。同時に支えの脚をゆっくり伸ばすにつれて動いている足を外側に回旋させながら床の上もしくは空中にポアントまで伸ばします。
それぞれの動きは各方向に1回ずつ行い、大抵45度の位置と90度の位置で行ないます。

♡フォンデュというチーズ料理ご存知でしょうか?
とろとろと溶けるチーズのように止まることなくどこまでも
伸びていく気持ちで行なってください。

6. Battement frappé  止めるバットマンフラッペ。
打つ、砕く、等の意味を持ちます。

クペ(軸足のくるぶしの位置でポアントにしている状態)や
フレックス(足首を外側に向けて折りたたんだ状態)から始めます。
両足、両脚を強くし、その動きの速度を早めることにより足のすばやい動きを習得します。
それぞれの動きは各方向に1回ずつ、もしくは2回ずつ行います


7. Rond de jambe en l'air  空中でのロンドジャンブ。
股関節から脚を開放します。
空間における脚の円運動:アン・ドゥオール(外側へ、)回すこととアン・ドゥダン(内側に)回すことを行ないます。
脚全体を強靭にし、膝から爪先までの動きを自由にさせます。

8. Adage  アダージォ。
全ての重心の集中と移動に繋がる。デベロッペ等、脚をゆっくり上げたり、重心を移動する練習を行います。

5番ポジションから始め、動く足を軸足のくるぶしの前でポアントにし、ポアントの爪先を支えの脚の膝の前側に持ってゆき、骨盤の位置より高く足を上げます。
前、横、後ろに行ないます。


9. Petit battement  プティ・バットマン。
素早く細かい足さばき、動きを行うために行います。

10. Grands battement グランバットマン
脚を大きく空中に振り上げます。
骨盤の付け根から脚の動きを自由にさせ、脚を高く上げる稽古をします。
5番ポジションから始め、膝を伸ばした状態で前、横、後ろに1回、2回ずつ行ないます。

11. La jambe sur la barre バーに足を乗せて行ったり、開脚などを行い筋肉をほぐします。筋肉をよく伸ばしましょう。



バレエのレッスン”センター・レッスン”

センター(フロア)に出ると、空間に立って踊ることが大切になってきます。そして、アームス(腕)のポジションを使って色々なステップ、テクニックを練習します。
                  
1.Port de bras  ポール・ド ブラ 
※上のイラスト、左から1番、2番、3番、4番、5番

2. Petit dégagé/Tendu  床でタンデュやデガジェを行います。

3.Adage アラベスク等のラインを確認したり、ゆっくりと重心を移動したりする動き。脚を上げる動きが多い。

4.Préparation pirouette  ピルエット(回転)の練習。プレパレーション(準備)の練習から入ります。
 
Pas de valse ワルツ。3拍子のリズムで、マズルカやワルツステップ等を練習します。

(跳躍や移動の練習)

5.Soubresaut    スーブルソー(脚を取り替えないで跳ぶ)

Changement de pied シャンジュマン(脚を取り替えて跳ぶ)

Echappé en seconde, en  2番、ウーヴェルト4番、クロワゼ4番のエシャペ(空中で行う動き)

6.Pas de bourré   パ・ド・ブーレ。床を移動する動き。足を入れ替えるものと入れ替えないものを行う。

7.Balloté(2/4)   バロッテ。
2/4拍子で空中で足を取替えるものと床の上で行うものがあり、熟練度に合わせて行う。

8.Chassé(2/4)   シャッセ。2/4拍子で床を滑るようにして移動する動き。

9.Pas de basque  パ・ド・バスク。ロンドジャンブから派生したパ。滑るように移動する動き。

10.Assemblés   アサンブレ。脚を集める動き。跳びながら(または立ちながら)行う。

11. Sissonne(2/4)  2/4拍子のシソンヌ。自分から足を放つ動き。

12.Sauts de chat(2/4allegretto) 2/4拍子のソドシャ。ルティレから足を引き抜きながら空中で足を取り替える。猫の足の意味。

(Big Jampなどは随時様子を見ながら行う。)

13.Reverence  レベランス。教師(ピアニスト)、そしてレッスンを行った自分自身に対して会釈をしてレッスンを締めくくる。



音の取り方

バレエを習っている方で「私、音がうまく取れない・・」と悩む方多いです。
音がうまく取れない=音痴だと感じていたり、また遅くなったり早くなったりと、動きと音楽が噛み合わない方、結構います。

音楽は3つの構造から出来ています。
1.メロディ
2.リズム
3.カウント

バレエは「上半身がメロディ」と言われます。
上半身の動きで情感や質感を表現します。
「下半身でリズム」ステップやパのアクセントは足で取ります。

カウントは、動きだしのタイミング、伸ばすタイミング、立っているタイミング、回るタイミングなどなど、その動きの中で、どこから始まってどこで終わるか、に使われています。

子供がバレエを習い始めるのは「4つ」数えられれば、始めていいと言われています。
レッスン音楽の一番最小単位は「4」
4の倍数でその音楽のカウント数を決め、年齢やエクササイズの内容に応じて曲の長さを決めます。

メロディを聴いて動くのは、情感の部分で動くから。
リズムを聴いて動くのは、体内リズムで動くから。
カウントを聴いて動くのは、構造的部分で動くから、だと私は思っています。

音って引っ張ったか、と思うと次は早かったり
様々な顔を見せますね。

踊りは音ありきです。自分が音になるように、音に揺さぶられる感覚もぜひ味わってみてください。

コンサートとか演奏会、良いデスよ♪







バレエテクニックについて

バレエを踊る時になぜテクニックを練習するのか
思った事ありませんか。
回る、跳ぶ、移動する、立つ・・
これらは全て「言葉の代わり」になるものなのです。

作品を観ているとよく分かりますが
嬉しい時にはくるくる回ったり跳んだり
優しい動きを表現する時には、パ・ド・ブレしたり・・
全て感情を表現したりするための道具(ツール)ですね。

まずは覚えてそして使うと言う、とってもシンプルな作業の繰り返しが
バレエのレッスンには絶対不可欠で、なので毎日練習が必要と言われる所以です。

バーレッスンの流れは”単語の練習”
センターレッスンの流れは”文章の練習”
何時の頃からか、私はそう思って行うようにしています。

一つ一つのポージングに意味がありますが
それを哲学的に探究したりするのではなく、それらの意味を即自分に投影して行う、と言うこと。

テクニックの練習をする時は、無心で頑張ること。
自転車に乗ったり、泳いだりするのと殆ど同じ感覚です。











順番が覚えられない!と言う方のために

レッスンを初めて暫くすると
「私、順番が中々覚えられない・・』という事が出てきます。

順番を覚えられない=頭が悪い、と言う思いこみや刷り込みのせいで
本当は動けるのに、初心者のクラスにしか出ない経験者も多数居たりします。

これは非常に勿体ない現実です。

順番を覚えるためにまずすること
1.とにかくレッスン回数を増やす
2.真似をする

この2つです。

ただ、誰しも時間に限りがあります。どれだけバレエが好きでも1日何時間もレッスンに費やすことは大抵の場合現実的ではありません。

そのためにミラーリングをします。

ミラーリングはいわゆる真似です。見たものを即頭の中にインプットして同じように動く。
赤ちゃんがお母さんの笑顔をみて笑うのと同じことです。

まずミラーリングから入り、それがどういう意味を持つかを考える時間を持ち、分からなかったら尋ねる、調べる、書き出す。

その繰り返しが「レッスン」です。
時間はかかりますが、身に付くと「反応」として表れてきます。

石の上に3年、と言うのは3年我慢することではなく
仮に1日1時間×365日=365時間 それに3年を掛けると1095時間。
その時間を費やして、頑張った時間の分、自分に返ってくるという事です。

基礎力を身に付けると、次には応用力なのですが
一つ先のことを想定すること。

ステップは次の動きへの繋がり(アンシェヌマン)です。

最初から全部覚えようとすると脳はパンクしますし
その一つ先のことを察知しておかないと、頭が真っ白になります。
その状態で止まってしまわないように、常に冷静な個所を一部空けておくこと。

覚えられること、は出来る出来ないとはまた別次元のものです^^

ぜひ頑張ってくださいね☆






イラストレーション

先日描いていただいた、レッスン風景のスケッチ。
実はこれがとてもお気にいりです。

絵はもちろんですが
構図と言うものがきちんとあるものは、見ていて自然で
そしてとても美しい。

昔手に入れた、解剖学の挿絵と似ていると思うくらい
見ていて生き生きとしていますね♪





身体の使い方、への見直し

若い時は力とパワーで押し切りながら稽古できても
歳を取るにつれて、中々そうは行かなくなります。

現実的に、加齢は筋力を低下させて
骨と骨との隙間の弾力性を奪います。
背中や腰が曲がってくるのはそのためで
30代以降は筋トレやそれに準じたトレーニング
もしくは、普段のレッスンにおける見直しが必要になってきます。

一見、普通の腹筋に見えますが
これは、胴体と骨盤、首からと頭部を全部切り離す意識で行っています。
そのため、下腹部の意識が最も入ります。


”反り方”も、年齢と共に見直す必要があります。

子供の頃のように、大人は腰で反れません。。
上半身を伸ばすようにして頭を後ろにします。
慢性的に腰が悪いと言う方は、長い間腰に座るようにして立って踊ってきた”癖”が付いている可能性も。
もしくは、お勤めの人の場合、座り仕事のため腰にかなり負担が掛かっています。
骨盤をしっかり安定させて、一番重い頭部を自由に扱えるようにしていきましょう。

こちらの形にアームス(腕)が伴うと、美しく後ろに反れるようになってきます。


こちらにアップしている写真は
全て、ピラティスのトレーニングを撮影して頂いたものです。
ピラティスの動き方とバレエは非常に似通っていて
元々は兵隊さんのリハビリだったのですが、それが第二次大戦後、ダンスと大きな関わりを持つようになりました。

こちらの座った姿勢ですが、骨盤がきちんと真っ直ぐになっていますね。
「骨盤を真っ直ぐに保つ」

これはどの踊りでも基本になりますし
日本古来の武道や、フェンシング等でも用いられています。


ハムストリングスの柔軟と、爪先強化のエクササイズです。

バレエクラス中では、常に爪先を伸ばしていますね。
床から足が離れたら爪先を伸ばすのが、バレエの神髄。
その爪先を使う感覚は、「お腹から使う」こと。

お腹から一本の脚にしてしまうくらい、体幹をしっかりエクササイズ。

床にしっかり立つ足も、空中に伸びやかに発展していく脚も
こういったエクササイズを行うことによって、培われていきます。

こちらでご紹介している内容は
主に火曜日フロアバークラスで取り入れております。
19:15~20:45 登戸クラウドナインスタジオ



作品クラスについて「胡桃割り人形よりスペインの踊り」
こちらの作品は、以前作品クラスで振付けたものです。


「胡桃割り人形より、スペインの踊り」
生徒さんと一緒に踊って楽しかったです。

古典は「~版」と言うもの(振付者)が多く存在しますが
作品の意図を汲み取っていれば、教師が生徒のために創り直しても大丈夫。
劇場用とスタジオ(レッスン用) これを指導者が理解していれば、可能なことだと思っています。





作品クラスについて「白鳥のアームス」
先日「白鳥の湖より第2幕:オデットのバリエーション」を練習した時のもの。
振付を行う時に、まずパーツのみのエクササイズを行うこともあります。
白鳥の場合、とても目立つのがアームス(腕の動き)

腕だけを動かすのは、実は結構ハードですが・・
でも、肩こりが改善された、と言う方も居られたりするのです(笑)

白鳥のアームスはとても独特だけど、実は一番基本に忠実だったりも。
詳しい事はレッスンで解説しますね♪





アラフォー・バレエ

40代以上の年令の方のクラスレッスンをする時は
教える側として、それなりに気を付けていることがあります。

女性の40代以降は、色々な変化が身体に出てくることが多いですね。

でもそんな中でもモチベーションを一定に保ってもらう事。
無理をしない事。
諦めない事。
これらをまず大事にしながら、教えています。


最近の40代は若いです。
そして50代も若いし、もちろん60代以降もお若いと感じる。
反対に不安に思うのは、20代~の運動不足の人。
普段から余り脚を使っていないのか、基本の「立つ」ことが出来ない人が多いです。
普段の立ち方の姿勢も崩れていることも多い人が、増えているようにも感じます。

女性の身体は7年を周期に変わるとも言うので
身体のサインも聞き逃さないようにすることも大切ですね。
太った痩せた以外の、他の形容で自分を表現できれば良いんじゃないかなと思うことがあります。

レッスンだと色々な角度でのアドバイスができ、その度にお互い気づきあいます。
スタジオだからこそ、の醍醐味です。

40代で頑張れば、50代は美しいし
50代で頑張れば、60代が美しい。
やっぱり、踊っている人は綺麗です。正直な本音です。。


こちらの写真は50代の方にお願いして撮らせてもらいました。
50代でポワントが立てる、と言うのは脚力以外にも
インナーマッスルの力がとても必要。

60代までポワントで立てる脚力を、私も目指します。




先生との良い関係

大人バレエクラスを長年行っていて、しばしば「最初が肝心」と感じます。最初にどんな風に教わったかで、かなり違う気もします。
昨今のバレエブームで、あちこちで様々なクラス(カルチャーやスポーツクラブ等も含め)が展開されていますが、そのクラスがどの位長く続いているかや、講師がどんな人に習ってきたかに一度目を向けてみませんか。

日本にバレエが入って来た時、なぜ最初にお金持ちの方向けに普及したかと言うと「育ちが良いお嬢さんは家の躾が厳しいから、バレエの厳しいレッスンでも耐えることが出来る」と、判断されたからなのだそうです。
このことをご存じない方、案外多いと思うのですが・・・。でも分かる気がしますね。
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ダンスレッスンは殆どの場合、先生1対生徒複数名、です。
複数名の中の1人、と言う認識でその場に居ることと
周りの人からも、何か得るつもりで臨むこと。
教わっていること、声を掛けてくれたことをちゃんと受け取り
それに反応すること。
進んで質問に行ったり、受講回数を増やしたり、可能ならば
個人レッスンを受けたりして、自分が選んで始めた事を大切にすること。
自分の経験の無さを卑下したり、周囲と比べないこと。
難しいと感じた事は「これは当然のことだから」と受け止めて、それを楽しむこと。
苦手なものほど、出来るようになったら伸びるので、そこに目を向けてみること。
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何よりも「先生との相性」や「先生からの影響」が最も強く出るのがダンスや音楽、芸術、と言った分野の特徴です。
長く続いて来ているスタジオほど、教師は色々なタイプの人を見てきていますし、その出身者はその空気を自然に体得してきていたりもします。
ちなみに、私がかつて師事してきた先生のスタジオは50周年。
またその後に師事した方も、歴史あるパリオペラ座のダンサーだったという事もあり、師を大事に思えることは、実はとても大切なことだと感じます。

古い諺ですが「弟子に準備が出来た時に師が現れる」と言うものがあります。準備が出来た時に教えてくれる人が現れる、と言うことです。
準備、できてますか?^^




ポワントシューズ

バレエと言うと「ポワントシューズ」

女性は「ポワントシューズが憧れ」と言う方、多いと思います。
確かにサテンの布に包まれて、つま先立ちでクルクルっと回ったりするのは、魔法が掛かったようにも見えて美しいですね。

ポワントシューズが履けるようになるには
相応のレッスン期間が必要です。
少なくとも週1~2回のレッスンを3年を目安に続けること。
爪先で立つことの前に、自分の指先でしっかり立てること。

訓練して居ない人がポワントを履いて立つと
「腰が引けて」しまいます。
その有様はよく「生まれたてのバンビ」と喩えられますが・・
(でもバンビも生後3日も経つと、立つようになるんですよ♪)

綺麗に真っ直ぐ立った脚を作るには、まずはバレエレッスンで
脚力とそれに伴う筋力も作りましょう。





ポワントを買うと、自分でリボンを縫い付けます。
(最近は最初から付いているものも多いです)

ポワントシューズの踵部分を折り返し、そこにまち針で印を付けて
リボンを縫いとめる位置を決めます。
リボンが【自分の足のウチ踝のすぐ前】を通るようにします。
そこが自分の足首をしっかりサポートし、そして安定する位置です。

市販のポワントシューズでどうしてもリボンの位置が合わない方は
ぜひ面倒くさがらずに、付け替えることをお奨めします。
踵に広めのゴムを付けると、より安定します。



ポワントシューズを履いた時に一番大事なのが
「つま先の感覚」と「足底のフィット感」

爪先は立った時に痛くないもの。
ただし、履き始めの頃は皮膚が強くないため、摩擦で痛いことも多々あります。
予めバンドエイドやシリコン入りのパッドで指を保護しておくのもお奨め。

足底のフィット感、これが実は余り大事にされていないことが多いです。
詳しくはレッスンで伝えていますが、足の裏の力でサポートして立っています。

「立ち易いシューズ」は、足裏と爪先が本当にフィットします。
なのでフィット感がまだつかめない方は、足が強くなるように
タンデュの練習を大切にしていきましょう。



撮影:長谷川清徳さん

初めてポワントシューズを履いたのは、小学校5年生の時。
当時は爪先に「前皮」が付き、とても固くて立ちにくかったです。
「Swan」と言うバレエ漫画で、主人公の真澄も回想していましたが
本当に足が痛くて痛くて、現実は憧れとは程遠いものでした。

サテンに包まれたシューズが履けるようになったのはかなり後で
「足が強くなったから履いても良い」と許可を頂いてから。

ポワントワークに関しては、今でも実は試行錯誤で
どうやったら軽く立てるんだろう、どうやったらもっと自分の足と一緒になるんだろう、と思っています。

履くのを中断すると履けなくなりますし(笑) けれど自分がやる気になると
それに応じて進化していってもくれる。
ふんわり立ったり、強く立ったり、あらゆることが可能になります。
「ポワントシューズは魔法の靴」と言われるのは
人のやる気に応じて答えを出すから、かもしれませんね。

※普段ポワントでお悩みの方はお気軽に。
ポワントフィッティングや、立ち方のアドバイスも行っています。