CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)

https://www.facebook.com/Grinning-Dog-Shinji-Kishimoto-156904997701936/?pnref=lhc



現行Fender TELECASTER用PUをVintageニュアンスへ
2011- 5-21 Sat

現行FENDER CUSTOM SHOPのTELECASTER用PUの再生作業です。
期間限定発売の53 MODELに搭載されていたPUで、メーカー説明ではマグネットがA3とのこと。
「軽い音なので、BROADCASTER期の様なトゥワンギーで尚且つ太い音にして欲しい。」とのご依頼。


マグネットの磁力を調べたところ、どれも50~60mT辺りの数値だったのでA3判断し、
43 PEを使ってBROADCASTERスタイルでリワインドすることに決定。
その前に、マグネットがどれもアッパー・ボビンから僅かに飛び出ていたので、
まずこれをVintageと同じように面よりほんの僅かに下になるように修正。


マグネット回りも再度ラッカー・コーティング。
(Pre-CBS期の殆どのPUはワインディング前に一度ボビンごとラッカーにどぶ漬けされています。
これは絶縁処理の一環だと思われますが、60年代末期辺りからTELECASTERやJAZZBASSなど一部のPUで
マグネット回りにテーピング処理が施されるようになった物もあります。)

外回りのラッピング・ストリングは新しい黒染のコットン紐を使用。
ケーブルは元のクロス・ワイヤーを再利用して完成です。
「オッカナイくらいトゥワンギーでギュワンギー(笑)で、弾いていて気持ちがEです。」とご満足頂きました。
現行品を再利用したリワインド処理でも、十分ご満足頂けるサウンドに変更可能な場合が多いです。





Guild用DeArmond Dynasonic Pickups
2011- 4-25 Mon


Guild用のDeArmond Dynasonic PUのリワインド作業です。
DeArmond社(以下DA社)はいろいろなギター・メーカーにPickupを造っていましたが、
このタイプもその1つ。



ボビンのコア部分のサイズはDA社用の物とほぼ同じですが、
マグネットのエレヴェーション部分などはかなり簡易構造になっています。


スペックはDA社仕様と同じで45ゲージのワイヤーが使用されています。
Dynasonicは50年代~60年代を通じて10k前後~11k程度までの物が存在しますが、
10k台半ば程度の物が一番多いです。

今回も45ゲージで6,500ターン(10k台半ば)巻き、
Neckポジションとのバランスも特に問題なく仕上がりました。
出音はオリジナル特有のナチュラルで柔らかくエアー感のあるサウンドになりました。
DA社はPickupの種類によって使われていたワイヤーのゲージ(太さ)が44, 45, 46と様々で、
造りが細かくリペアしづらい類のメーカーですが、非常に好きな部類の音を醸し出してくれます。
~ I love DaArmond pickups ~




E70s Fender Humbucker rewind
2011-4-12 Tue

Thinlineなどに搭載されているSeth Lover Humbuckerのリワインド作業です。
ご存知Seth Lover氏によって考案されたFender用のHB。
Gibson期のHBとは異なり、ポールピース自体がマクネットのため、ワイヤーのターン数がやたら多いのに音像のエッジがクッキリした出音のPickupです。


今回のご依頼は2PUのそれぞれ1ボビンが断線状態。
どちらもNoth sideが断線。
このPU、直流抵抗値が10k~10k半ば程度の物が殆どですが、稀に11k程度の物もあります。
F-Spaceなので当然ピッチはGibsonボビンより若干ワイドですが、42 SPNのRedで6,000~6,500ターン程度巻くのが基本。
今回はどちらも6,500ターンで仕上げました。



オリジナルの黄色いラッピング・テープもあまり色が剥がれずに外せたので再利用。


オリジナルと同じように接続端子4箇所の上に絶縁用ビニール・テープ(黒)を貼ってカヴァーを装着すれば完成です。
個人的にはこのPUは非常に好きな部類です。



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