CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)

https://www.facebook.com/Grinning-Dog-Shinji-Kishimoto-156904997701936/?pnref=lhc



54年STRAT リワインド作業 
2013-7-14 Sun

54年のストラトのリワインド作業です。
54年はさすがに数が少ないので、なかなか仕事で来ることないです。
この仕事を始めてから今回で僅か4個目。
54年ということで依頼を受けても実際は違う年代の物だったり、
フェイクだったりすることは多々ありましたが・・・
実物を見たことが無い人が多いので、言われたままに信じてる場合が多いようです。

今回はマグネットの磁力を正確に測定できたので、この点は貴重な収穫でした。
以下が各マグネットの磁力です。
当工房でサンプルとして保管している物より若干弱目の数値です。
・E(1弦) N→58.1mT / S→53.0mT
・B(2弦) N→42.3mT / S→44.8mT
・G(3弦) N→47.5mT / S→45.1mT
・D(4弦) N→48.0mT / S→41.5mT
・A(5弦) N→50.1mT / S→45.1mT
・E(6弦) N→42.1mT / S→36.5mT

*1mT=10G / KANETEC TM-701にて測定

因みにAlnico 5の場合、50年代の物ですとB(2弦)以外は90~100mT前後の物が多いです。
B(2弦)は特に短いので80mT前後の物が多いです。
強い物ですと110mT強の物もあり、この数値を示す物は少なくありません。
現行の新品でも同じ程度の数値を示しているので、Vintage物でも結構磁力が残っている物は多いですね。

磁力が弱過ぎるとFender特有のブライトさが出てくれません。
近年「減磁」を売りにしたPickupがたまにありますが、
無頓着に磁力を落として美味しい部分が損なわれている物が多々ありますので、十分気ご注意ください。




60年代中期#P.A.Fのリワインド作業 
2013-3-10 Sun

60年代中期、恐らく63~65年の#P.A.Fのリワインド作業です。
スクリュー側が断線での巻き直し。
いつもならそのままワイヤーを全てカットしてボビンから取り外すんですが、
#P.A.Fは一度もターン数を数えたことが無かったので、
今回は全部解いてみようと思いトライしました。

結構面倒な作業ですが、確実なターン数を知るにはこの方法しかありません。
この時期Gibsonではカウンターが備わった巻線機を使用していたので、
巻数も正確だしセットしたターン数で自動的に止まるようになっていました。
資料通り5,000ターンという数字が出ると思いきや、なんと5,300!
ピッタリ5,300でした。±0です。
#P.A.Fは1ボビン5,000ターンが基本ですが、中には多いのもあるんですね。
本などに載っている資料はあくまでも参考ですね。
やはり手間と時間を掛けて調べたことは勉強になります。

オリジナルと同じ5,300ターン巻いて仕上げました。

因みに断線していた箇所は、解き始めから4,000をちょっと超えた所でした。





現行Fender STRAT用Pickupリワインド
2013-3-10 Sun

現行のストラト用ピックアップのリワインド作業です。
カヴァーを引っ掛けて切ってしまったようです。
それもそのはず、サドからの写真が無いので判らないと思いますが、
ワイヤーがボビンから異常なほど溢れた状態で巻かれていました。
カヴァーを被せられないほど。酷過ぎ・・・

こちら60年代の初期のToneへとのご依頼でしたので、42 HFにて8,300ターン。
ラッカー&ワックス・ポッテイングで仕上げて終了。

トップにブライト&クリアーがしっかり存在し、
too muchにならないボトムを備えた出音に仕上がりました。
気持ち良いで音です。




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