CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Instagram or Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)
https://www.instagram.com/grinning_dog_shinji_kishimoto/
https://www.facebook.com/Grinning-Dog-Shinji-Kishimoto-156904997701936/?pnref=lhc
日本Epiphone CASINOのP-902011-2-27 Sun
「造りは良いんだけど音がどうにも酷くて、何とかならないかなー・・・」
懐かしい日本エピフォン・カジノのP-90再生作業です。
もう30年以上前でしょうか、学生の頃よく出回っていたのを覚えています。
造りは結構ちゃんとしてるんですが如何せん、音がどうにもこうにも・・・。押しつぶしたような全く広がりの無い酷い出音でした。

ボビンのコア部分がVintage Gibsonより若干大きめだったので、ターン数を調整し、Vinatge同様の42 PEでリワインド。
マネットは元の物を再利用。
ポットも50sのGibsonと同じように多きいサイズの物が使われていましたので、このまま交換せずに再利用。
キャパシターは安いフィルムが使われていましたので、さすがに交換。
ポット・カヴァーに納まるサイズでないとダメなので、今回はElmencoの0.022MFD/400Vを使用。

ポットがビッグ・サイズなのでアッセンをセット・アップするのに、かなり面倒かなーと思いましたが、思いのほかすんなり完了。

ネックがメイプル仕様の物なので若干硬さは残りますが、
以前とは比べ物にならない程P-90のニュアンスを感じられるCASINOに変身しました。
イイ感じです。

~ Sound Demo Clip ~
http://www.youtube.com/watch?v=Vvp-m0R2WS0



YAMAHA SCシリーズのPU2011-2-24 Thu

YAMAHA SCシリーズのブレイド・タイプ PUのリワインドです。
特に断線などの不具合ではありませんでしたが、「音に芯が無くシャリシャリして何か変な感じなので、芯の有る使える音にして欲しい。」とのご依頼でした。
直流抵抗値を調べたところ、どれも4k台後半の数値でした。
ブレイド自体がマグネット(恐らくAlnico)になっているタイプで、、ボビンはストラトとほぼ同じ形状と容量の物。


各PUがそれぞれMin SWを経由して接続されていたので、
手間を省く為PUのベース・プレートからヘッド部分のみを取り外しての作業工程を採用しました。


ワイヤーにはウレタンが使われていたので、
これを42 SPNに変更してVintage系のニュアンスでリワインド。
ストラトと同じ程度のターン数(N→8,000/M→8,200/B→8,500)にて仕上げました。


セット・アップ後の出音はまるで別物。
芯の有るほど良い太さの非常に気持ちいいストラト系のギターに変身しました。
・・・が、この機種特有のキャラクターが無くなってしまったので、
「音はイイけど、どうなんだろうー」という疑問符が・・・。
ご依頼主にサウンド・チェックしてもらったところ、
「全然OKですよ!」と喜んで頂きました。



Charlie Christian Pickupのリワインド 2011-1-3 Mon

70年代初期のチャーリー・クリスチャンPUのリワインド作業です。
30年代から製作されているピックアップですが、搭載されるギターによってデザインも数種類有ります。


スペックも年代ごとに特定されるものではなく、いろいろなのものが存在します。
個人的に確認している限りではマグネットがAlnico 3、5。
ワイヤーのゲージが38、39、40。
その他のスペックも存在すると思います。
ワイヤーは基本的に38か39のEnamelかSPNのRedがメインになっているようです。


本PUで使われていたマグネットはA5。
ワイヤーは38のSPN Redでしたので同じワイヤーでリワインド。


このデザインのCC PUは土台となる2枚の底板がマグネットになっていますので、マグネット自体手に入れるが困難ですが、いずれオリジナル・モデルとして製作したいピックアップです。



Michael Thompson's Photos 2010-12-7 Tue

マコト氏からマイケルの写真が届きました。
先週の日曜日にマイケルの自宅でGRINNING DOG PICKUPSのデモ演奏を録画した時に撮ってくれた写真です。
今回渡したPickup群はどれもとても気に入ったみたいで、非常に喜んでいたそうです。
特にストラトのセットと2ハムのストラト用のWPHB-1 CUSTOMのセットが気に入って、どちらも彼のメイン・ギターに載せたそうです。
今後彼のレコーディングの殆どでGRINNING DOG PICKUPSの音が聴けるかと思うと、嬉しい限りです。


マイケルとグレッグ(Greg Back)
グレッグはマイケルのギターを一手に引き受けているビルダー兼ギター・テックで、彼の所にはL.Aのプロのギターリスト達が多く出入りしています。
グレッグも今回のPU群をとても気に入って、自分のショップで扱いたいとオファーしてきましたので、今後L.AのでもGRINNING DOG PICKUPSが手に入るようになると思います。

Greg Back Guitars
http://gregbackguitars.com/


マイケルとマコト氏。
いつも仕事仲間の一流のギターリストを紹介してくれるので、本当にお世話になりっぱなしです。
感謝感謝!!



デモ演奏のDVDが届き次第、ご覧頂けるようにUPしたいと思います。
マイケルのWebsite
http://www.michaelthompson.cc/



Custom Pickups for Michael Thompson2010-12-6 Mon
L.Aでは、まず最初に声がかかるという1st Callスタジオ・ギタリストであるマイケル・トンプソンからの依頼で製作したPickupsです。
もともとは彼のギター製作を一手に引き受けているグレッグのショップに出入りしていたカーク(フレッチャー)のストラトを弾いたのがきっかけだそうです。
「このPickupいいね。どこの?」から始まって、カークがGRINNING DOGのことを話したそうです。
その後マイケルがマコト氏と話をしている時にGRINNING DOGのPickupの話が出て、マコト氏が「そのPickupなら俺も使ってるよ。コンタクト取ってあげようか。」とうい繋がりで造ることなりました。
今回のオーダーは4機種。

〜E60s CUSTOM〜
ストラト用PU。E60s Styleをベースにカークのモデルに近い感じのノーマル・セットです。
L.Aのギターリストの間ではSuhrのノイズ・キャンセル・システムが評判良いみたいで、ノーマル・セットでのオーダーが多いです。そこそこいい値段するみたいですが・・・

〜60 CASTER CUSTOM〜
ローズ・ネックのテレキャス用にとのことで、60 CASTERをベースに彼用にアレンジしたセットです。


〜A5 CUSTOM & WPHB-1 CUSTOM〜
こちらはHumbucker×2のストラト・タイプのギター用にとのことでのオーダー。
ブライトな物とのことでしたが、うちのPUはブライトさが際立つ物が多いので、その点は特に意識はせずビルド・アップしました。
NeckはA5マグネットを使用してターン数を抑えたカスタム・モデル。
BridgeはWPHB-1のカスタム・ビルド物。

〜59 MODEL CUTOM〜
クリアーで粘っこい物で限りなくVintage P.A.Fに近い物との希望でしたので、
A3の59 MODELのセットを彼用にアレンジしました。
MojoのBareカヴァーを付けてしっかりポッティングしました。
彼はやたらデカイ音で鳴らすらしいので、しっかりポッティングした方が良いみたいです。

彼はヴィンテージ・ギターまたはそれと同じシェイプのギターをそのまま使うタイプではなく、グレッグ(彼のギター製作を一手に引き受けているビルダー)のオリジナル・ギターをメインで使っているそうです。
オリジナル・ギターとはいえ、ヴィンテージ・ニュアンスを踏襲したギターのようです。

近々マイケルの自宅で今回のPUを載せたギターでのデモ撮影をしてくれるそうなので、DVDが仕上がって送られてくるのが楽しみです。

~ Demo Video with Gibson Custom Explorer Mahogany with wraparound bridge
and Carl Martin Rock Bug and Plexitone ~
http://www.youtube.com/watch?v=RrwE7rUANvM



STRAT用 Pickupのパーツ群 2010-11-17 Wed
夏に製作したMR.JIMMY PU STRAT用のパーツ群です。
新潟の楽器チェーン「あぽろん」さんの規格で誕生したMR.JIMMY STRAT用PUの製作の際、ボビンなど纏めて造ったので写真に撮っておきました。
Fender用PUのボビン(ギター用&ベース用どちらも)は既製品が出回っていますので、
STEWMAC、Mojo、アメリカのALLPARTSなどで1個から容易に手に入りますが、
当工房では全て平板からの削り出しで製作しています。
それ故一度にまとまったオーダーが入った時はボビン製作だけでも結構時間が掛かってしまいます。
既製品を使った方が手っ取り早く時間短縮になるんですが、
既製品はどうも応用が利かず、思い通りにPUを製作しずらいので一つ一つ削り出しにて製作しています。


今回の写真は10セット=30個分のボビンの写真です。
こうして見ると手削りの割には結構揃ってるなーって改めて感じました。


こちらは完成後の写真です。

*販売品は下記URLをご参照ください。
http://greens.st.wakwak.ne.jp/home/gallery.cgi?id=904354&code=41&action=gallery&category=2&pline=0



Vintage MOSRITE Pickups2010-11-14 Sun

64年製モズライトのPUです。断線状態なのでリワインドが必要でした。

コア部分(バルサの様な非常に柔らかい木材)を含めBobbinは非常になラフな造りで、リペア時には必ずといっていいほどバラバラになってしまします。
仮にバラバラにならなかったにしても、必ず補修が必要な造りです。
Vintage MOSRITE特有の下駄の様な形状のアルニコ・マグネットは、現在では全く手に入らなくなり、とても貴重です。
この形状は谷間の部分が折れ目の役割をしてくれて、手で簡単にパキパキ折れて長さ調整が出来るのでとても便利なマグネットです。
また手に入るようになると助かるんですが。


Vintage MOSRITEのPickupは10,000ターン(12k程度)が基本的スペックで、今回もVintageスペックを採用して、44 SPNで10,000ターン(12k程度)でリワインド。
Bridgeポジションは多めに巻いて11,000ターン(13k程度)で仕上げました。