CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)

https://www.facebook.com/Grinning-Dog-Shinji-Kishimoto-156904997701936/?pnref=lhc
Vintage Cable使用時の注意事項2012-12-23 Sun
ハーネスをWestern ElectricやBeldenなどのVintageケーブルに交換する方がいらっしゃいますが、
多くの場合、ケーブルのみ交換してシールド処理を施していない場合が非常に多いです。
殆どの場合ショップなどに作業を依頼しているようですが、
専門であるはずのショップの人間がそのことを知らない場合が多々あります。

Vintage cable自体は現行品よりHi-Fiな物が多々有り、
しっかりした物を選択すれば確実に音質は向上しますが、その分ノイズにも敏感に反応してしまいます。
そのノイズを処理しなければ交換した意味がありません。
「Vintage cableに交換したのに何かノイズが多いんだよなー・・・」
って感じている方は多いのではないでしょうか?

シールド処理が施されていないケーブルに交換する場合は、
網線などでHOT線を包むシールド処理を施してあげる必要があります。
Gibson系ハーネスの場合はHOT線の部分が長く設定されているので、
より注意を払うことをお勧めします。

それと、Ground線はHOT線より若干太い(1ゲージ~2ゲージ程度)ケーブルや、
より感度の良いケーブルを使ってあげると、更なる音質向上に繋がります。
ご存知のとおり、電気の流れは+(HOT)→-(GROUND)となります。
つまりHOT→入口、GROUND→出口です。
出口では極僅かですが電圧が下がっています。
そのロスした分をHi-Fiケーブルで少し持ち上げてあげるこにより、本来の「音」をアウトプットしてくれます。
未経験の方は一度試してみる価値はあると思います。



Fake Black Bobbin STRAT Pickup 2012-12-11 Tue
60年代初期のオリジナルPUとのことでリワインドの依頼を受けた物です。
パッとみ本物っぽい感じはしますが、実はFake物です。
オリジナルを見慣れていれば判ると思います。

数年前からアメリカで見かけるようになりましたね。
メーカーは忘れましたがebayでよく出てました。
写真で見る分には本物?と勘違いするほどいい感じに写っていましたが、実物を見るのは初めてです。
外見は結構いい感じに仕上がっていると思います。
ケーブルの取り付け部分もVintageのように折り曲げてあるし。
ただ、Wireの部分の汚し方がどうにも・・・。
この手のRelicやAged仕様の物はどれもWire部分がわざとらしいですね。
逆に汚さない方が本物っぽく見えると思うんですが・・・。

取り敢えずE60sスタイルでリワインドし、ラッカー&Waxポッティングにて仕上げてあります。
このPUの元の音は知りませんが、
Toneニュアンスとしてはリワインド後の方が遥かにVintageに近いと思います。

この手のPUは結構出回っていると思いますので、
特にアメリカからPU単体あるいはギターごと買う場合は十分注意した方が良いと思います。
売り手側もFake物であるとこに気づいていない場合が多々ありますので。



1967年 TELECASTER Bridge PU Rewind Work 2012-12-11 Tue
67年Dateのテレキャス用Bridge PUのリワインド作業です。

アッパー・ボビンのエッジが反っていたので修正。
グレー・ボビン期の物は反っているものが結構多いですね。
それに、Cloth WireもBlackの代わりにBlueなどが使われている場合も多々あります。

65年からポッティング無しが通常仕様となったので、仕上げも同じくポッティング無しです。
作業工程の簡略化でしょうか・・・
ポッティング無しの場合、ベース・プレートとアンダー・ボビンとの間に隙間ができるので
ハウリングを起こし易くなりますが、このハウルる寸前のヒーヒー感が独特のToneを生み出すので、
好きな方は結構多いです。



Custom Order Pickups for Michael Sims2012-12-10 Mon
L.A在住のMichael Smis氏に制作したPickupsです。
今回もマコト氏彼のギターの音を聴いてから「是非紹介して欲しい。」とのことで、
制作することになりました。
Michaelはジャズ、フュージョン系を得意とするギタリストで、ジョージ・ベンソンとも仕事をしていて、
現在はダイアン・シュアーとの仕事がメインになっているとのことです。

今回制作したピックアップはメイプル・ネックのストラト用にLate 50s Style、
ローズ・ネックのストラト用にE60s Style、ローズ・ネックのテレキャス用に55 CASTER、
カスタム・ギター用にカスタム仕様のTB-1 & TB-2。
このカスタム・ギターはFenderから出ていたロベン・フォード・モデルと同じギターで、
このギターのビルダーに造ってもらった物だそうです。

今回どのピックアップもとても気に入ってもらって、音に関して"Sparkle"という表現を使っていたそうです。
それと、「弦1本1本にピックアップが付いているようだね。」とも。
とてもいい表現ですね。嬉しい限りです。
今回Demo Videoはマコト氏がiPhoneで撮った物をそのままメールで送ってくれた物なので、
それぞれ54秒のみの短時間物になっています。
撮影時は各PUの各ポジションごとに演奏していそうですが、短くなってしまいました。
TB-1 & TB-2は再度フル・ヴァージョンを撮り直して貰おうかなーとも思っていますが、
なにせ忙しいギタリストらしいのでなかなか難しいとはおもいますが。

因みにアンプはDumbleを使っているそうです。
Dumbleモドキを散々買い換えたそうですが、結局どれもダメで本物になったそうです。
つい先日もう1本のストラト用に追加で1セット送ったところです。
今回のPikckupsは今後レコーディング、ライヴにと活躍してくれるとと思います。

[Demo Video]
http://www.youtube.com/watch?v=rl7sg8XqFIU



Jimmy Page本人も絶賛したReal Tone !!2012-11-27 Tue
2012年10月15日"Celebration Day"のプロモーションの為に来日したJimmy Page氏。
来日当日にも拘らず、関係者の「今夜MR.JIMMYのライヴがあるけど行く?」の誘いに、
Page氏本人の「ぜひ行きたいね!」の一言でLive観戦が実現。
オープニングからエンディングまで終始楽しみながらステージを見つめていたそうです。
Live終了後、桜井氏はPage氏本人から「いったいどれほど練習したんだい?Fantastic!!」
「ToneもPlayも完璧だ!君にアドヴァイスすることは何も無いよ!」と言われ、
この上もない感動と感激に満ちた時を過ごしたそうです。
Page氏本人が絶賛した"Real Celebration Tone=MR.JIMMY Pickups"。
もうこれ以外あり得ません!

MR.JIMMY Website
http://www.mrjimmy.jp/



ELKのPB type bassのPUリペア2012-10- 4 Thu
昔のELKのPB Bassです。
1&2弦側の音が細いので何とかしてほしいとのご依頼。
3&4弦側もついでにリワインドして、バランスの取れたより太い出音になるのであれば、
そちらの方が良いとのことでしたので、両方リワインドすることにしました。

国産の古いコピー・モデルのPUは殆どがオリジナルとは異なった造りになっています。
今回のPUも同様、サイズ、パーツとも全く違う仕様のPUでした。
マグネットはセラミック、ワイヤーは44ゲージ。
ボビンはテレキャスターのBridgeポジションのようにベース・プレートを使った仕様。

元の仕様は磁極方向が2個とも同じで並列配線だったので、
1&2弦側のマグネット(接着剤で固定されていた。)を一度取り外して逆磁固定し、
Fender PBと同じようにシリーズ配線にしました。
ボビンのサイズがオリジナルPBより小さかったので、42ゲージのワイヤーが使えず44ゲージを使用。
コイル部分に銅箔を巻き、シールド処理も施しておきました。

依頼者のご要望でポットもCTSに交換し、コンデンサー、配線も全て交換。
ノイズが非常に少なくバランスの取れた太い出音のPUに仕上がりました。
かなりイイ感じです。



50s JAZZMASTER Neck pickup rewind work 2012- 6-11 Mon
50年代のJAZZMASTER Neck pickupのリワインド作業です。
First yearということなので58年でしょうか。

ワックス・ポッティングは施されておらず、表面のラッカー処理のみです。
巻き方も50sらしく結構ラフでルーズな感じなのが判ります。
JAZMASTER用PUは上下ボビン幅が非常に狭いので、
ボビン内部へのキズなどによる損傷を防ぐためワイヤーをカットするのではなく、全部バラしての作業となります。

マグネットのサビを落とし、ボビン内側に残ったラッカー跡を平らにし、元の幅に組み直して42 PEにてリワインドです。

オリジナル同様表面のみにラッカー処理を施し、
サウンド、ルックス共に元通りになりました。