CRAZY WORKS
some like it hot or cool ?
リペアに関しましては、忘れずに写真に残せたごく一部をご紹介しています。
Instagram or Facebookの方により多くアップしていますので、そちらの方もご覧ください。(下記URL)
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古いTEISCOのBass PUをリメイク!! 2003-7-20 Sun
古いテスコのベース用ピクアップで、「音が以上に小さく、ノイズが多いので何とかして欲しい。」とのご依頼でした。通常の巻き直しでいけるかと思いきや、ボビンは「厚紙」で作られていました。取りあえずバラしてみて・・・新たに全く別のPUを作ろうと思っていたのですが、オリジナルのデザインを残したかったので、リメイクしました。元の「紙ボビン」に補強を施し、さらにテーピングしたモノをラッカー漬けにし、強度を持たせました。極力ノイズを減らす為に、コーテングの丈夫な「Polysol」を使用。パワーも向上し、輪郭もハッキリしたE60sとE70s中間位のJAZZBASS風のサウンドに仕上がりました。



60年代初期のFILTERTRON再生2003-6-29 Sun
ロカビリー・フリークの友人から依頼されたフィルタートロンPUです。1ボビンコイル切れで音が出ませんでした。「出力を上げてB・セッツァーのような音に!」とのことでしたので、42ゲージのままでターン数を増やし、5K台半ばまで持ち上げました。オリジナルは出力も弱く、直流抵抗値が4K台半ば位です。ギブソンのミニ・ハムと同じ位のサイズのボビンなんですが、コイルのターン数が少な目です。これで同じ位巻いてしまうとミニ・ハムのような音になってしまうので、なかなか難しいところです。Vintageのフィルタートロンは、コイルとIN, OUTのリード線への接続があまりにもいい加減なので要注意!!ハイを思いっきりブライトな音にしたいとのことでしたので、ボリューム・ポットを1MGにすることを薦めました。取りあえず試してもらい、まだ出力が足りないようでしたら、再度トライ!!・・・・・・後日、「出力も十分、Vintage Soundが蘇った!!」との連絡を頂きました。



マグネットは折れる!! 2003-5-21 Wed
70年代前半のスタッガード・ポールピースのストラトPUです。「2弦(B)のポジションだけ出力が弱い」と言うことでお預かりしました。マグネット交換をするしかないので、ワイヤーを切ってみてビックリ!!なんとマグネットが根元からポッキリ!!これでは音を拾わないのも納得。2弦のマグネットのみをA5の新品に交換しました。通常、マグネットは折れたりするものではありませんが、ごくごく稀にあることです。新品モノでも折れるのを1度経験した事があります。特に強い衝撃を与えたわけでも無く、自然に折れてしまう事があります。自然断線と同じで、防ぎようがありません。「ご注意を!!」と言いたいところですが、注意のしようがないですね・・・。



ジャンクPUを使えるPUに! 2003-5-6 Tue
ダンカン、ディマジオのハムバッカーの巻き直しと一緒にお預かりしたジャンクだったHBです。パーツは全て異なるメ−カーの物で、ポール・ピース2本とスラッグ6本全て、ボビンの留めネジとキーパー・バー、そしてリード線とマグネット、以上のパーツが有りませんでした。おまけに、ポール・ピース側のボビンは熱で縮んでしまい、厚さが1mm強不足状態。これではワイヤーのターン数にも限界がありますが、何とか4500ターン巻いて後はスラッグ側を多めに巻いて調整。ボビン・トップの高さ合わせと、キーパー・バーとマグネットとの接触面を稼ぐ為にスペーサーを2枚ボビン下に噛ませ何とかバランスを取りました。不足分のポール・ピースは使い道の無いゴールドのモノを2本使い、マグネットはアルニコ 2を使用。直流抵抗値→約7.35kΩ。Lowが控え目のスッキリしたハムバッカー・サウンドになりました。フロントにピッタリです。



50年代 DeArmond PUのリワインド2003-4-12 Sat
50年代のDeArmondなんですが、「異常に音が小さくて変。」ということでお預かりしたPUです。バラしてみてビックリ!な、な、な、なんと「針金」のような太いワイヤーで巻かれていました。「こんな事をしたのは、誰だっ!」と言いたくなるような酷い仕事でした。ワイヤーが太すぎて切るに切れず、(無理に切断するとボビンを傷つけるので)全部解きました。奥の方にはシリコンがベッタリ・・・最悪です。ボビンをキレイに掃除し、43のエナメルで巻直し。基本構造がギブソンのAlnico 5とよく似ているので、テンションの加減を間違うとギブソンの音になってしまう為、結構難しいです。リード線はオリジナルのモノがPU寄りの部分で断線ぎみでしたので、ギブソン・タイプのモノを使用。DeArmond特有のクリーン・サウンドに仕上がりました。オリジナルと比べたところ、エッジが気持ち引き締まって・・・なんともイイ感じです。



アコギの指板&サドル修復作業 2003-3-28 Fri
先日お客さまから依頼のあったアコギの修理写真です。「ロッドが効かず、ネックのソリが酷いので何とかして欲しい。」とのこと。チェックしたところ、ロッド・キャップの溝が潰れていて中で空回り。おまけに、キャップが外れない状態でした。しかたなく指板に穴を開け、キャップを取り出し新品と交換。そして、指板再生。最終フレットからヘッド側へ2フレット分のセンター部分です。このお客さまは「レフティ」の方でしたので、ついでにサドルも「右用」から「左用」にブリッジの溝を切り直し、変更しました。因に、サドルは「象牙」、オクターブが合うようにポジション整形。フレットもヴィンテージ・マーチン・タイプに打ち変えました。とても満足して頂いています。何でもお気軽にご相談下さい!



'54年 STRATのPickup2003-3-19 Wed
54年のストラトのPU(TALL-D)をバラした写真です。めったに見られない写真だと思います。
ストラト特有のブライト感が少なくストラトらしからぬ音の秘密は何処にあるんでしょうか・・・。
やはりA3マグネットにその秘密があります。
同じTALL-DスタイルでA5が使われている55年〜の物とは出音がかなり違います。
54年スタイルはAlnico 3のみで得られるサウンド・キャラクターです。
因にこのPUのワイヤー・ターン数は7882ターン。
実際に時間を掛けて数えました。
カウント・ミスは無いはずですが、あるとしても±30ターン程度です。